英語耳



少し前からだが、よく「英語耳」という言葉を聞くようになった。

英語が耳に入ってくる、英語に慣れている耳という意味のようだ。

そういう意味からすれば、私の耳はまだまだ「英語耳」には

なっていない。なりつつあることを願っているが、

たぶん死ぬまで勉強を続けることになるだろう。


 


ニュージーランドでポピュラーなスナックフードで、

「ソーセージ・シズル(Sausage Sizzle)」という物がある。

でっかいバーベキューコンロの上でソーセージをジュージューと

焼いて、パンに挟んで食べるといういたってシンプルなものだ。

よく休日のショッピングモールとかどこかの催し物会場とかでは

必ず見かける。多くの場合は1本1ドルなので

小腹が空いたときとかに、私や子供もよく食べる。

売っている方も学校とかの寄付金集めの場合が多く、

材料費は学校持ちで労働力はボランティア。

売り上げ全部が学校の運営費に充てられる。



こちらに来たばかりのときだった。はじめてソーセージ・シズルを見て、

安いし興味本位で一本買うことにした。


 


売っていたのは若いKiwiのお兄さん(多分高校生くらい)。

私が1本ちょーだいと頼んだ後、そのお兄さんはトングを片手に、

おもむろにこう言った。 


 


 


アンニン?」







「??」・・え?あんにん?


 


 


いま「あんにん」って言ったよな。うん、確かに言った。

なんだ、あんにんって。語尾が上がっていたから、

なにか聞いているんだと思うけど。

あ、「アンニョン」って言ったのかな。

でもわたしゃ日本人なんだけどね。

たしかに顔は韓国人っぽいけど。

いや、「あんにん」って「杏仁」?

わかった、ソーセージのトッピングに杏仁豆腐をかけますか、って

聞いてる・・・?


 


 


いらんぞ。そんなソーセージ。


 


返答に困っていると、もう一度彼は言った。


「アンニン?」


こんどはトングで何かを指している。その先には少し焦げながら

茶色に炒められた物体があった。それを見て、

ああなぁーんだと少しガッカリした。


 


「たまねぎ」の事だった。


 


いまだにそうなのだが、彼らのOnionという発音は

何回聞いても「アンニン」に聞こえる。つまり私の「英語耳」なんぞは、

その程度ということだ。我ながら、少しガッカリしている。


 


もしこれからソーセージ・シズルを食べる機会があったら、

試しに「With あんにん please」と注文してみて下さい。

100%近い確率で、炒めたタマネギがトッピングされると思います。

でも万が一「杏仁豆腐」をトッピングしてくれるところがあったら、

是非ご一報頂けると嬉しいです。

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jayjays

Author:jayjays
日本で長いこと銀行員やってました。退職して気がつけばオークランド15年目、現地IT企業で働く「脱力系」サラリーマンです。最近の趣味はKindleを使い倒すことと、ジム通い。ご質問・コメントお気軽にどうぞ。

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