為替のおさらいをしてみよう

 


 さてご存知の通り先週までの約2週間弱の短期間で、NZドルが大きく動きました。端を発したのはアメリカのプライムローン問題で世界同時株安を引き起こし、リスクの高い投資からの資金引き上げの影響をもろに受けた格好です。対日本円では一時3割程度のドル安まで動きましたが、8月21日現在では1ドル80円程度で推移しています。


 ここでおさらいの意味でこれまで為替がどう動いてきたのか、これからどういうシナリオが考えられるか等々を「NZドル-日本円」チャートを見ながら考察してみることにします。(ただしこの考察は為替ド素人の私個人の、勝手な戯言です。その辺はお含み置きください。チャートの出典元は、Infoseekマネーより。)


 



日足チャート



週足チャート


 



月足チャート




(チャート、どれも見にくくなってしまいましたね。すいません・・・。)


私は中長期的なトレンドを判断するときに、200足平均線(図中の赤い線。MA:200)をよく気にします。一番上の日足ベースではこれを大きく下回り、日足ベースでは長く続いた長期トレンドは明らかに崩れたと見ることができます。


次に週足チャートを見ると、200足平均で足止めされている印象を受けます。同時に重なっている77円~80円の抵抗レンジを下にブレークするのをためらっている感じです。


最後に月足チャートですが、重要なのはこれを見る限り月足ベースではまだドル高トレンドは反転していない、という点です。このチャートでトレンドが反転したと判断するのは、前の谷である(2000年7月につけた)67円近辺を割り込んだ時点です。


これらを総合すると、短期的には80円付近から上にも下にも動きにくい状況(つまり当面は80円近辺が居心地がよい状況)にあるような気がしています。シナリオを考えてみるとすれば・・・


1.ドル高シナリオ
日本の低金利政策が当面継続されるという予測の元、円キャリートレードが最熱。細かい上下動を繰り返しながら、再び90円方向へじわじわとドルは上昇。


2.ドル安シナリオ
リスク性の高い投資からの引き上げが続き、さらにNZ経済の鈍化予測が材料となり一段のドル安が進み70円方向へ。ただし67円~70円のレンジの抵抗線をブレークするためには、更なる材料か時間を要する。


個人的には後者のドル安シナリオに動いて欲しいです。何故って?実はウチの会社は売り上げの90%が外貨なので、NZドル安の方が儲かるから。(^^;ゞ(逆に言うと、最近までかなり苦しかったのではないかな・・・)


為替の予想は本当に難しい、というより出来ないと言ったほうがいいかもしれません。上記予想もNZドル-円で見ていますが、当然他通貨(USドル、ユーロ等)の影響を大きく受けます。まあ為替を考えるきっかけとなっていただければ嬉しいです。

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jayjays

Author:jayjays
日本で長いこと銀行員やってました。退職して気がつけばオークランド15年目、現地IT企業で働く「脱力系」サラリーマンです。最近の趣味はKindleを使い倒すことと、ジム通い。ご質問・コメントお気軽にどうぞ。

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